2006年7月27日(木曜日)
Story of flail
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フレイル33期
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クシナ神の加護ありて、ロビンは道場の看板と神剣“姫七宝”を取り戻した。 そして、神剣はロビンを使い手として選んだ。ひとりではなしえなかったことだった。手をさしのべ道を示した者たち……かげながら見守ったキンケイびと……たくさんの同胞の存在をかみしめるロビンであったが…… 一方、影武者姫が守る王宮・姫の離れには、諸侯の若君たちからささげられた貢ぎ物が山をなしていた。求婚者たちに眼もくれない姫の態度にやきもきしながらも気分が高揚する王妃。しかし、アウル宰相のもとにはオーストン公爵家の不穏な情報がもたらされる。
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2006年3月12日(日曜日)
Story of flail
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フレイル32期
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ロビンの行く手を阻む壁。それは自らが心の中に作った壁だった。 アーレントはやさしくロビンを気遣う。ロビンは兄が描いたオオジュリン姫の肖像画を前にして、くじけそうな心を勇気づけられる。 霧たちこめる都といえど新しき陽の光さす朝、黒い影憑りつく真コノリエッサイ。それを追うイビス。訳知り顔のレンカク。彼らの動向に注意されまし、聖乙女。 さて、聖乙女の祈り通じて開眼したロビンは、ギンガから王都に立ち返る。 彼が教えを請うためひざまずいたのは、大食い大王イカルだった!!
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Story of flail
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フレイル31期
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13月13日。フレイル御嫡姫オオジュリンの誕生日を祝う園遊会が催される。 ムコ選びの場と目され、諸侯の若君は姫への贈り物に頭を悩ませる。オーストンのろくでなし公子が用意した高価な貢物を王都に運んできたはあのタゲリ。そのおごりたかぶったふるまいを見たトビは叔父の不徳を嘆くが、周囲に明るく慰められる。 タゲリは以前、花形の近衛士であった。 真コノリエッサイはタゲリを虫ケラ同然になり果てたと哂う。しかし、他人を哂う者は同じ報いを受けるもの。レイヴンは真コノリエッサイを神剣に値せぬ男と見なし、「取るに足らぬ」と立ち去るのであった。 そして神剣を取り戻さんと修行するロビンは早くも壁につき当たっていた。 オノレの心の無為なこだわりに気づかぬがゆえに。
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Story of flail
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フレイル30期
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真コノリエッサイを名乗る男はハッカン道場を破り、家伝の刀を奪い去った。 そはまさしくクシナの聖武具のひとつ“姫七宝”であることが明らかになる。 ロビンは癒えぬ身体のまま師の前に伏し詫び、さらなる精進を誓う。そして、神剣を取り戻したいと心の中で繰り返すのだった。 果し合いにて横恋慕男コ・サイチョウをあっさり倒したイカル。持つ者、持たざる者の不平等を嘆く男に真理を諭すが、ゆかりあるオーストンの民の苦境を直接吐露され心を曇らせる。 フレイル王家分家であるオーストン公爵家。3つ子姫に対する恨みをつのらせていくブーボ。王都におおいかぶさろうとする暗雲は、港町オーストンから押し寄せているのであろうか?
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Story of flail
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フレイル29期
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新月の宵闇に浮かぶ蛍を誰と見る? 浮き立つキンケイびとをよそ目にハッカン道場に現れたは『真コノリエッサイ』を名乗る道場破り。雄々しくも立ち向かったロビン、あえなく床に倒れ伏す。蛍狩りの約束をすっぽかされたシトド、さみしく橋を渡り花街へ帰る。 同日、運搬業サザキが永久追放処分となるが、これが王都に思わぬ波紋を呼ぶ。 サザキ組の男たちは職を失い、同情した同業者は業務を放棄。前代未聞の物流スト勃発に商人たちは四苦八苦。貴婦人たちは精進潔斎中の影武者姫に沙汰軽減の直訴にあがるという事態に!
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Story of flail
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フレイル28期
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アーレントが姫の離れを訪れる。ほがらかに迎える王妃、おおらかに応対するはオオジュリン姫その人。このふたりと立ち合うすべもなく、アーレントの偵察は短時間にて終了す。 城下番屋には、子分の罪の責を取り自ら牢に入ったサザキあり。親分の沙汰が決まらず放免もなく、いらだつ子分は賭場をひらいて憂さ晴らし。ところが町方の知るところとなり、ギンガ門徒の協力もあって一網打尽。結果、御嫡姫オオジュリンの名において、サザキは王都永久追放の沙汰が下される。 あれこれ片付け城下に戻ったイカルを待っていたのは、ウズラに片恋するコ・サイチョウ。恋敵と目すイカルに決闘を申し入れる!
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Story of flail
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フレイル27期
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サザキ組による乱暴狼藉はまだ続く。花街の料亭「孔雀楼」に火をつけんとし、特別警邏中のギンガ門徒ノスリとセッカに取り押さえられる。 コ・サイチョウはひとめボレしたウズラに“まことの愛”を捧げる宣言。たのみのイカルは療養中、ウズラはなんとかその場をしのぐが、横恋慕男は恋敵出現の事実にかえって恋の炎を燃え上がらせる始末。 城下の恋がカンチガイに燃え上がる一方、やんごとなき方々はいかがであろうか。 レイヴンが“まことの愛”を誓う約束を取り交わしたオオルリ姫は、始祖ヤタ女王の血を遠くひく姫である。女王位継承権を持つ姫なのである。ゆえに、アトリ王子は姫の心をつなぎとめるべく、姫にいつわりの“まことの愛”をささやき続ける決意をする。 それは、国の安泰を守るための非情な決意であった。 その頃、亡きシューラの部屋でロビンは不思議な音を耳にする。
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Story of flail
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フレイル26期
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ブーボ卿、金とヒマを持て余すが心貧しき輩、私利私欲に走り私怨を晴らすことを念じ、あろうことか聖なる教会にて、みずからの手を汚さず『天罰』としての執行をある人物に託す。 『天罰』を請け負うたは城下にて運搬業を営むサザキ。まもなく、サザキ組の新入りコ・サイチョウなる荒くれ男、ブーボ卿が恨みもつ白鳥屋になぐりこみ大騒動となる。 さて、義兄ダイゼンの申し出に心打たれた王妃が影武者姫に哀切懇願したことを聞き、城下の姫は帰城を決意、友テッケイに母孝行を誓う。しかしながら、王子たちが隠そうとするテッケイの出自。この男の父親に何の謎があるというのか?
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Story of flail
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フレイル25期
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雨不足によりコメ不作が見込まれ、あらゆる品が倍の値に。 不安をもらす者には、「苦しいとき足りぬときは分かち合って乗り越えよう」と諭す者あり、城下はおしなべて静かである。 キンケイ城では、アーレントを姫の離れへ乗り込ませ、ダイゼン将軍が姫不在を確信。マゴメル家と将軍家の縁組成立を聞いたアトリ王子が衝撃を受け寝込んだその隙に王妃と秘密会談を持ち、姫肖像画の作成をアーレントに…と約束を取り付けてしまう! レンカク邸納戸にて鞘鳴りするは神剣“叢雲(むらくも)”。 耳を澄ませ、まなこをこらし、人の心より闇湧き立つときにそなえよと。 姫!寝込んでいる場合ではございませぬぞ!
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2005年8月12日(金曜日)
Story of flail
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フレイル24期(〜4/11)
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キンケイびとにテッケイの潔白を説く女司祭長のかげに、オオジュリン姫の存在あり。姫のかりそめの姿、それはバン飯店の居候『大食い大王』イカルそのひとであった。
小さな恋に浮き立つ少年よ。雅びなる書物にしるされた恋物語に驚き嘆くマゴメルの姫よ。みずからの足にて地を踏みしめ、オノレの行く先を見据えるべし。この国に潜む影たちは、もうおまえたちのすぐそばに。
雨不足による物価高騰…王都へのあらたな人口流入……さて、キンケイの次なる騒動は?
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