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第5回は、友誼の国シャムロックにお住まいの月光の美公子チューリップさまです。
チューリップさまは、聖乙女さまに何かをご指南いただきたい、というご相談のようでございます。どうぞおきかせくださいませ!」
今回のご相談
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チューリップ様
【試練に耐える愛の寵児に聖乙女さまのポエムを!】
ポエット。なんとも心震わせる響きではないかい? いにしえの賢者たちは、偉大なる女神たちの恩寵を、詩に託して後世に伝えた……。(※タマオ注 お急ぎの方はこのあたりから読み飛ばしてもかまいません) 幸運ではないかい? 万が一彼らが聖典を編むに、ことばではなく踊りを選んでいたら、聖堂はいまのように物静かな場所ではなくなっていただろう。祈るたび人は踊り、舞い、跳ねる……。さぞ床板が痛もう。さすれば、床板の修繕費用を捻出するために、司祭たちは礼拝を休んで算盤を弾かねばならなかったことだろう。 聖堂の輝く床板を拝するたび、我らはいのしえの賢者たちの慧眼を称えるべきだ。そうだろう? ポエット。詩。詩情。 かくのごとく司祭たちを救ったポエムが、しかし、時めいて女神の寵を授かったこの私、月光の美公子リップを憂愁の渦に叩き込むことになろうとは、慧眼の賢者たちも予見しなかったに違いない! 我が恋する人、高貴なる蕾の姫君は、いにしえの賢者のごとく詩篇を愛する心をお持ちでいらっしゃる。薫り高きジェルセミウムの白い花が月光にほころぶように、生来美しいものに惹かれる性質でいらっしゃるのだ! ……素晴らしい……! (※タマオ注 ここからが本題でございます) ……だが、蕾の姫はあまりにも稚くていらっしゃるために、偽りの月光を真実のそれと見間違えていらっしゃる節がある……。 詩篇によって惑う人々を恩寵に導いたいにしえの賢人たちのように、私も詩の力によって、我が蕾の姫のお目から曇りを取り払い、月光の真実の美しさをお教え申し上げたい! そのためには、どのような詩篇を捧げたらよいだろうか? 試練に震えるこの私に、ぜひご助言を願いたい。また、我が手本となるような、あなたの詩篇を送ってくださるのもありがたい。 叡智と詩情あふれる聖なる乙女たちよ。ポエットとリリシズムに溢れたご回答を、愛の寵児または月光の美公子リップ、両手を広げてお待ち申し上げる!
【タマオより】 ようするに「あなたの書いた詩を送ってください」ということだそうです。チューリップ様へのメッセージなども添えてお送りくださいね。
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★★★ 聖乙女さまたちのご回答 ★★★
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○「芽吹く」
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今回のグランプリ!
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■聖乙女 いずみさま
大地に芽を吹いた小さな命の証 吸い込まれそうな青空に浮かぶ白い色と明るい日差し 忘れないで 芽生えたばかりの気持ちを こんなに素敵な世界に 生まれた喜びを
緑の中で花咲いた小さな色 恵みの雨の中 色鮮やかに存在を示す 忘れないで 心通わせた日々の記憶を あなたに出会えた世界を 分かち合う幸せを
新しい世界を踏み出したときのあの感動を忘れないで 触れたときに感じた思いを忘れないで、 喜びを感じあえる世界に生まれてきた幸せを忘れないで 雨は決して悲しいわけじゃない、恵みとなる。 悲しみを知ってるからこそ、さらに喜びを知る。
辛い記憶も、悲しい思い出も、楽しい歌も、嬉しい日々も 何もかもが心の糧となる。 傍にいて時間を共有してくれる人と心を通わせて 共に幸せを分かち合うことのできる人と出会えたこと ささやかなことを幸せと感じられるあなたの心が穏やかでありますように そして、そんな思いを抱けるこの世界に感謝を。
★愛が芽生えた喜びを草花に託してうたった作品。チューリップさんのジャスミン姫を想う今の気持ちにぴったり。堂々のグランプリでーす!
★いずみさまには、このほかにも2編、詩をお送りいただきましたので、後にご紹介させていただいております。たくさんご応募いただきありがとうございました!(タマオ)
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今回のロマンティック賞 ○「たまゆらに・・・」
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今回の直球勝負賞 ○「真の光を」
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■聖乙女 seruria anさま
「こんにちはー^^チューリップさま^^ ポエムは、こころのままに、言葉をつむぐのがいいかとおもいますです。^^ わたくしのくにでは、言葉には、言霊がやどるともうします^^。 ですから、ジャスミンひめにささげるぽえむでしたら、すなおに、かざらず、こころのままに、おかきくださいませ。 私の国の古からのラブレターといわれてる^^5・7・5・7・7でつづられる短歌らしきものを、おくります^^。
たまゆらに こいしきひとの かげみたり ゆめかうつつか ゆめなれば さめざらましと おもいそめしか
・・・しつれいしました^^文法は、あやしいですが以上です。では、リップ様、がんばってくださいねー^^」
★日本古来の恋文、短歌をご紹介くださるとはびっくり!しかも、お手本の詩がとてもロマンティックでうっとりいたしました。ダイナスティアの地にこれから短歌が流行するかも?(タマオ)
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■聖乙女 柚依さま
幼き高貴なるお方よ。 どうか、偽りの光にまどわされることなく 真の光をみつけたもうことを願う
「詩を書いたことがないので、チューリップさまの気に入るとは、思えませんが、よかったら参考にしてみてください。 それでは、失礼します」
★こんなふうに、想った言葉でズバッと直球勝負すれば、意外とジャスミン姫もチューリップさんのことを見直すんじゃないかな。(ごめ)
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今回のお手紙にしてみま賞! ○「可憐なる花の蕾に捧げる賛歌」
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■聖乙女 エルーニャ ロウさま
「お久しゅうございます、チューリップさん。最近はシャムロックへの足が遠く、貴方の賛辞が拝聴できない事をとても残念に思っております。 今回は詩歌の指南をという要望でいらっしゃいましたが、私は貴方が貴方らしく、感性の赴くままに言葉を綴るのが一番ではないかと思います。私のような粗忽者から言わせれば、貴方の言葉そのものが詩に値します。 しかし、それでも貴方は満足はなさっていないのでしょう。それでしたら、他の聖乙女の方々の詩を聞いて、視野を広げてみてはいかがでしょうか?不肖ながら、私も一つ考えてきました。どうぞ参考になったら幸いです」
私が貴女を求むるは その心地よい香りに癒されんが為 私が貴女を求むるは その心の深みから逃れんが為
貴女はかの地を包む光 その穏やかさは全ての人を救うだろう 貴女はかの地を照らす光 その輝きは全ての人に勇気を与えん
まだ蕾たる貴女 時を経て芳しく咲き誇る その愛らしさを閉じ込めたいと願うのは きっと許されない自分の罪
私が貴女を求むるは その暖かさに触れたいが故 私が貴女を求むるは その愛しさに惹かれたが故
誇らしげに進む貴女 忘れないで 月光は如何なる時にも共にいるから
「いかがだったでしょうか?私とチューリップさんとでは異なる感性を持っていると思うので、参考になっていただければ幸いです。 ただ一つだけ、詩を紡ぐにあたって注意点が一つ。いくら素晴らしい詩歌であっても、長い詩を公衆の面前で詠われたらどんな人でも眠たくなります。詩を捧げるには手紙が一番。勿論、ジェルセニウムの花も忘れずに添えてくださいね。
では参考になりましたでしょうか?ご武運をお祈りしております」
★的確なアドバイスに納得。チューリップさんの場合、詩だけでなく、普段の流麗なセリフも紙に書いて渡したらいいかも?
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聖乙女のみなさま、すばらしいポエムをたくさん送ってくださり、ありがとうございました。 チューリップさまも「おお、なんと麗しきポエムたち!リデル女神の御使いであらせられる聖乙女がつむぐ詩は万物の恵みをもたらす太陽の暖かさにも似て、この月光の美公子の凍りついた暗き憂いを溶かすようだ・・・。ああ、新しいポエムのフレーズが次から次へ泉のように湧き出してとまらない。清らかなる聖乙女たちよ、あなたのご温情をこのリップ一生忘れることはないと約束しよう。どうかあなたの上にも女神の御恩寵があらんことを!」 と大感激されていました。
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