聖乙女の人生相談室 ダイジェスト版 第1回
「全国7000人の聖乙女の皆さん、こんにちは! 『聖乙女の人生相談室』は ダイナスティアの住人たちが抱えている真剣な悩みを、聖乙女の皆さまにスッキリ解決いただく聖乙女さま参加企画。 さて栄えある第1回は、芸術の国グレイルの都、セント・ブルータル・モーレイからお越しのトランスルーセント卿です。 |
今回の相談内容
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トランスルーセント より 「われらがプリステラ姫様は天真爛漫なお方。しかし、グレイルの平和を護るために日夜心を砕いていらっしゃいます。 |
「なるほどー、これはなかなか難しい悩みのようですね。
それでは、 こちらに聖乙女相談員の方々がおいでですので、さっそくうかがってみましょう!」 |
★★★ 聖乙女相談員のご回答 ★★★
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グレイルに厚底靴を!
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今回のグランプリ!
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■聖乙女相談員 リーゼン・ダルシアさま
「 トランスルーセント様には、お悩みの御様子ですね。ああ、姫様のことで……、ならば簡単なのではないでしょうか? 木の葉を隠すなら、森の中。 姫様に妥協いただけないなら、周囲を姫様にあわせてしまいましょう。 姫様が目立たれるのはまず身長、ならばグレイルに厚底の靴を流行らせてしまえばいいのですよ。 姫様には今までの靴を履いていただかなくてはなりませんが、それで周りの身長が高くなります。 次に華やかないでたち。 これもトランスルーセント様が、華やかなお衣装をやはり流行にさせてしまわれればいいのです。 トランスルーセント様なら、お値段控えめでも華やかなものはお作りになれましょう。 お声は……どうにもなりませんが、その代わりに外出時に仮面で少しミステリアスなお洒落を流行させてはいかがでしょうか。 お顔が少しは隠せますし、日差しで仮面の型が顔に残らないように、あわせて日傘をさすのもいまどきの流行り……ということにできれば、しめたものです。 日傘でよりお姿が隠れますから。 仮面や日傘は世間で流行すれば、お洒落な姫様のこと、喜んで乗られるのではありませんか? 流行らせるには……そうですね、そういった衣装をヒロインが着て登場する舞台でも上演していただくとか、『仮面の貴婦人』なんていうタイトルの曲でもどなたかに作っていただくとか、火のつけどころは芸術の国グレイルには、いくらでもあるかと思いますね。 ここまですれば、今までよりは幾分おしのびらしくなるかと思いますが、いかがでしょう?」 |
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「今回『木の葉を隠すなら森の中』というご回答は多かったものの、リーゼン ダルシアさまのご回答が具体的だったため、トランスルーセントさまも御納得されたようですよ。
他にも名(迷?)回答が続出!他の相談員さまのご意見もご紹介します!」 |
今回のイケてる!賞
オイカワに頑張ってもらいましょう! |
今回のナチュラリスト賞
自然な装いで! |
■聖乙女相談員 籐城雪那さま
「トランスルーセント様がお困りということで・・・早速ですがご相談に乗らせて頂きたいと思います! プリステラ姫様のお忍びについて、ですね・・・確かに姫様は目立つお方でいらっしゃいます。 姫様がお忍びのたび、影から見守るオイカワ様。 オイカワ様にトランスルーセント様作の派手派手なドレス着用して頂き、そのお姿で姫様を影から見守って頂くということです!!! 簡単に申しますと、女装すればよいのですね♪ それでは、これからもトランスルーセント様のご活躍を祈りつつ、これにて失礼させていただきます!」
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■聖乙女相談員 桜葉陣内さま
「えー、路上と庭の緑に溶け込む格好はいかがでしょうか? |
今回のちょっとカッコいいかも?賞
自警団になってみる |
今回のほのぼの賞
親子になってみる!? |
■聖乙女相談員 ドールイヅミさま
「卿のご苦労と心中、お察しいたします。 私もない知恵を絞って考えてみましたところ、こんなアイディアが浮かびました。 自警団員の制服を着ていただくのです。 自警団は治安維持のために1日中街中を歩き回っていますからいっしょに歩けば目立たないかと思われます。 つまり、自警団を「かくれみの」にするのです。 姫は団長とも親しいので、姫の頼みとあらば断られることもないと思うのですが・・・。 いかがでしょうか(^^)」
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■聖乙女相談員 フィーク アドノスさま
「うんと派手な格好をさせ。ダニオ様にも女装させて親子連れの振り、などはいかが? ★は、派手な親子… |
今回の恋のときめき????賞
素直におなりになったら? |
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■聖乙女相談員 リリーブルーさま
「トランスルーセントさま、私はあなたの人生相談というので、どんなご相談をなさってくださるのかとわくわくいたしました。しかし、何ですかこのご相談は、あなた自身のお悩みではなくて姫についてではありませんか! わかりました。あなたが本当に相談したいのは、まさにそのことについてですね。あなたはいつもいつも姫のことが頭をはなれないのですね。ご友人のアフィオセミオンさまに、女性をよせつけないから宮廷小説のネタにされるのだなどと注意なさっていますが、それではご自身はどうでしょうか?乙女といっしょにいるときも姫、姫・・。確かにご職業柄、日常たくさんの女性に囲まれているかもしれませんが、あなたの脳裏にある女性というのは、姫のみですよね? この際、ご自分の本当の心というものを、認めてみてはいかがでしょうか。ご自分の本当の気持ちを認めていないので、ちょっとした友人の態度でも癇にさわって『姫に対して無礼だ!』などと怒ってしまうのではないですか? 多分、あなたが迷っていらっしゃるのは、姫が女性でもあり男性でもあるからかもしれません。幼馴染でいらっしゃるのでライアテール王子時代を知っているだけに複雑な心境でしょう。また、姫のご身分に対して畏れ多いという気持ちもおありでしょう。姫のご結婚問題は宮廷でも心配されておりますからね。そんな世間のおもわくを気にすることから一歩でて、姫が好きだ、と認めてしまいませんか? さて、せっかくのご相談ですから、そのことにからめて、私の提案を一つあげてみますね。男装をしていただくのはどうでしょう?ダイナスティアでは男性が多いのでまぎれやすくなるのでは?あら、とても嫌な顔をなさいましたね、そんなことは姫はなさらないって?どうでしょう、乙女の間でも男装は今流行っているのですよ。姫は乙女心がおありですから、案外おもしろがってくださるかもしれませんよ。 それではごきげんよう。また何かありましたらどうぞ。あなたの恋が実りますように」
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なかなか、参考になる意見ばかりです。トランスルーセントさまも、何度も頷いておられました。(最後のお答えには、かなりのけぞっておられましたが……)
その他にも、たくさんのすばらしい回答をいただきました。 メルマガのバックナンバーでぜひ続きを読んでくださいね!バックナンバーはこちらから! |
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