Story of flail
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フレイル48期
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水の妖姫にとらわれたパシクルは、闇の力がさら増すよう鍛え上げられ、霧姫は、祝いの品をたずさえ、園遊会に参じようとダイゼン将軍に約する。 闇のうごめきを人は知らず。アビは静かな心で息子テッケイに語りかけていた。聖乙女さまが降臨しているこの時だからこそ、また、オオジュリン姫と宿縁あるパシクルであるからこそ。自分は希望を捨てないと。 パシクルの妖気に呼応して獣化したアルバの身を案じるバンとレチュサは、見守り続けようと誓いあう。闇の力を血に潜めるとも、どうか闇へと傾くなかれと女神に祈る。 そして、大食い大王イカルはめでたく退院。キンケイの友人たちに、にぎやかに見送られ、静養のため、故郷オーストンに向けて出立した。 時を同じくして王宮では、精進潔斎が満願の日を迎え、オオジュリン姫が日輪のごとき姿を人々の前に現した。聖乙女が王宮を訪うと、初対面であるはずの姫は、聖乙女をかねてからの知己のように歓迎する。国王と王妃と弟王子、忠臣たちに囲まれ、楽しくおだやかな日々を過ごす姫。 ところが、ある夜、妖刀匠アクイラの霊が王宮上空に現われ、大妖刀“暁闇”の異変を知らせる。そはすなわち、“暁闇”の使い手、師父パシクルの異変。5年の間、師父をさがし求めてきた、姫の心はかき乱れる!
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