2006年7月27日(木曜日)
Story of St.Gems
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セイント・ジェムス37期
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エンジェライトは、古き名前を思い出していた。忘れ去られていた名前。 忘れ去られていた種族。謎多き国の謎が少しずつあきらかになろうとしていた。 あるじのいないアポフィライト邸。熱に苦しむラブラドライトの前に現れたのは、インカローズの姿を持った魔物。ラブラドライトは忽然と姿を消し、邸付近を通りかかったアンバーは悪寒を感じ意識を失う。王女を救ったのは、ベリルが持たせたお守りだった。 王国の危機とも言える事件が続く中、王妃コーラルはただ、感謝したくない、頭を下げたくない、という自尊心のみに固執しているのだった。
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Story of St.Gems
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セイント・ジェムス36期
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ラブラドライトとささいな事から喧嘩をしたアポフィライトは屋敷を飛び出してしまう。行く当てはマラカイトの小屋以外ない。彼は、再び丘の上に逗留することとなる。 ノームの村では、ジルコンが『勇者の闘い』に臨む。一族の戦士5人に勝ち抜き、自らの正義を示した時、森に身を隠していたジャスパーは打ち壊された遺跡を発見する。 遺跡の中で彼が見たものとは? そして、トパーズが白猫草の原で再会したのは?
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Story of St.Gems
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セイント・ジェムス35期
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カーネリアンの命日。王都教会では盛大な式典が行われ、人々は偉大な司祭の思い出を胸に呼び起こしていた。しかし、養い子であったトパーズ司祭は式典を欠席し向かったのはクロサイト。カーネリアンの墓前でカーネリアンに導かれるようにおとうと弟子にあたるジンカイトと出会う。 一族の総意を阻止できそうにないと悟ったジルコンは、ひそかに牢を破りジャスパーを森へと逃がす。 アポフィライト邸にはラブラドライトの誕生日を祝うため青年たちが集っていた。アポフィライトはラブラドライトと庭に種をまいた。どんな花が咲くのか語り合いながら。
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Story of St.Gems
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セイント・ジェムス34期
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サンストーン古美術店のあるじセラフィナイトが王都に戻り、長らく閉まったままだった店の扉が開いた。興味を引かれ店内に足を踏み入れたアイオライトは、珍しい品々や豊富な書籍、そして店主の風変わりな気前よさに驚くのだった。 ノームの村では、目を覚まさない長老の回復のため、精霊にいけにえを捧げる相談がなされ、ジャスパーの命に危機が迫っていた。 その頃、王都から離れたとある場所に、司祭のトパーズは小石と小枝を並べていた。それは、わかりえる者だけが意味を知ることができる暗号。 その意味を見て取った者とは……
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Story of St.Gems
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セイント・ジェムス33期
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エンジェライト王女が愛し、命をかけて守った国、セイント・ジェムス。 癒しの手をもった姫の名が冠された祭りの夜、エレスチアル城の塔のテラスに光があった。聖なる一瞬、エンジェライト王女の魂が降臨し、癒しの光を放っていた。 きよらなる光を浴びた人々は、さまざまな苦しみがやわらいでゆくのを感じる。そして、祭りの人混みの中、魔女ベリルはセラフィナイトという男の姿を見かける。 王都から離れたクロサイトの黄昏の館から、聖なる光を見つめるインカローズ。ノームの村に幽閉されるジャスパー。彼の想いが闇に飲みこまれんとする旧友に届くのはいつ?
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Story of Shamrock
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シャムロック37期
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新学期はカモミール復学といううれしいニュースとともに始まった。 有頂天のオーキッドは早速、カモミールをオズモンド推薦図書のコーナーに案内。自分の休学中に、最高学府にいったい何があったのか混乱するカモミールであった。 コリアンダーから戻ったサンダーソニア女王は、王女の遊び相手をしてくれた学生たちをお茶会に招く。王室の茶会に緊張を隠せない学生たち。しかし王室の茶会は別の意味で度肝を抜くようなものであった。 文官本科にはカモミールとは別の新編入生が入科。セイント・ジェムスからやってきたこの少年、フェンネルを知っているようで?
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Story of Shamrock
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シャムロック36期
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ユグドラシルでは、ひたすら資料室の掃除に明け暮れたレイブニスが過ぎる夏を思っていた。 コリアンダー大祭は閉幕、学生たちは、遊び納めに出かけたり、土産を故郷に送ったり。フェンネルはいつも大事にかかえていた女神像をセイントジェムスに向かう貨客船に預けた。そして、女王の私的な使いとしてセイントジェムス行を拝命したエリックフラムも、同じ船に乗り込んでいった。 ダムセルの母もグレイルに向けて出発し、コリアンダーは一気に静けさを取り戻すのであった。
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Story of Shamrock
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シャムロック35期
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ダムセルの母オーリーは、コリアンダー生活を満喫、あちこち引きずりまわされたダムセルは疲労困憊。 大祭の目玉の一つ、ナイフ投げ大会ではヒースが見事優勝。彼と最後まで争った少女ミモザは何者なのか? ヒースの祝勝会(エルダーたちは残念会)の席で、学生たちはモナルダの首飾りにまつわる哀しく不思議な話を聞かされた。 家族のこと、オーキッドとカサブランカの秘密を知ってしまったこと、さまざまなことで悩むプラタナスは一人町をさまよう。航海に出たままの息子の手紙を持ったおばあさんとの交流により、彼の心にはなにか新しいものが目覚めたようだった。 一方静かなリンデンでは、カモミールの復学が許されていた。
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Story of Shamrock
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シャムロック34期
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聖光女神像とともに女王陛下御一行ばかりか、先生がた一行までやって来て、ますますにぎやかになるコリアンダー。 港町の女神大祭を観光中、家族とはぐれてしまったフロックスをさがすため、番長ダムセルの指揮のもと街中を走り回る学生たち。結果、見つかったフロックスは、なんとダムセルの母オーリーと行動をともにしていた。 文字どおりのお祭り騒ぎが静まった深夜、レンギョウはカサブランカに告白する。オーキッドがカサブランカの若かりし頃にそっくりであること、そしてオーキッドを生んだ母の名を。その密談をプラタナスは偶然耳にしてしまう。
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Story of Shamrock
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シャムロック33期
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いよいよユグドラシルは夏季休暇に突入。学生たちはコリアンダーに大移動。 現地到着早々、訪ねてきた家族と口論になったプラタナスだが、カサブランカがみごとに丸く収めた。そのままカサブランカ邸に逗留することとなり、学生たちの楽しい祭り見物が順調に始まるように見えたのだが… 息子ジニアとは会話がすべってしまうカサブランカ。オーキッドを見て、なぜかうろたえる番頭のレンギョウ。モナルダがつぶやく、女神様のいたずらの意味とは? 一方ユグドラシルでは、カモミールが編入試験に挑んでいた。学業では合格圏に到達したものの、健康面の問題をクリアできねば編入は許されない。カモミールの学院復帰はどうなるのだろうか?
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