2007年5月12日(土曜日)
Story of Grail
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グレイル45期
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記憶喪失の青年、サバはナイトメアに取り憑かれていることがわかった。 彼の魔物化をとどめているのは、胸の傷口をふさぐ石。まぎれもなく聖杯の欠片「雫石」だった。聖杯消失の事実は知らぬものの、その石にただならぬ力を感じたセレベスはプリステラを頼る。 石を取り去れば、サバは死ぬかもしれない。石を残しても、魔物化はとめることはできないかもしれない。難しい選択が、プリステラ姫一人に託された。話を立ち聞きしてしまったサバも、自分の中の魔物の影におびえる。 一方、王都には大きな山猫が出没し、遭遇した人々に傷を負わせていた。 近衛隊長であるエネウスは、王都の治安を守るため街への出動を願い出るが、王妃メルルーサはその願いを一蹴するのだった。
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Story of Grail
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グレイル44期
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その恋の成就は認められたものの、心中騒ぎを起こしたシーラー、それに荷担したアユとヤマメはともに罰を受けることとなった。不機嫌を装いながら、プリステラ派有力貴族の縁談が壊れたことにほくそ笑むメルルーサ。 最近の王妃の不機嫌の原因は、コンクール優勝作品「紫の貴婦人」を手に入れられなかったこととされていた。王妃の召し上げよりも先に無理矢理「紫の貴婦人」を買い取ってしまったライラータは、平身低頭して王妃に非礼をわびる。メルルーサはそれを鷹揚に許すのであった。 そのころ、悪徳商人マルタのもとには、素晴らしい細工職人を紹介した礼金がたっぷり届いていた。 下町では、イサキ山のふもとから来たという狩人一家が道に迷っていた。いかなる病も癒すヒーラー少女アモエナを訪ねてきた彼らに、チャカチャカたちはセレベスを紹介する。 彼らの連れてきた、記憶喪失の青年には、何か秘密があるようである。
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Story of Grail
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グレイル43期
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王妃メルルーサの誕生祝いの席に、若きカーダミネ公爵ライラータは灰色のドレスであらわれた。地味なドレスでは隠せぬ彼女の魅力は出席者の注目を集め、華やかな王宮デビューとなった。 ダニオは自分の描いた絵を誕生祝いとしてメルルーサにプレゼントしようとするが、冷たく拒絶されてしまう。傷ついたダニオの心を慰めたのはライラータの手品だった。 一方、身分違いの恋に苦しむシーラーとアケウスは、ついにシーラーが行動を起こす。置き手紙を残し、姿を消したのだ。思い出の海岸に倒れるシーラーを見つけたアケウスは、恋人に永遠の愛を誓いあとを追おうとする。 しかし、それは、アユとヤマメのたくらんだ大芝居。二人の恋の行方は?
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2007年1月11日(木曜日)
Story of frail
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フレイル42期
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幽霊がいるなら見てみたい。 カケスの小さなつぶやきを気のいい町方カッチは聞き逃さず。“出そうな”ところへご案内!と、居合わせたアルバも引き連れ、泥に埋もれうち捨てられた『泥屋敷』へ向かう。その次は、おとりつぶしとなったウトウ家の跡地へ。古井戸から娘のすすり泣きが聞こえたか、アルバは途端に不調を訴え、季節はずれの肝だめしはおひらきに。 王宮では近づく園遊会の準備が着々と進み、ダイゼンは招かれた諸侯の手土産にせんと、アーレントにオオジュリン姫肖像画の大量複製を申しつけた。心進まぬ上、過酷な作業にアーレントは倒れ、その代わりにレイヴンが薬を求めて診療所に向かう。だが、そこには普段とちがう顔を見せるアルバがいた……
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Story of St.Gems
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セイント・ジェムス42期
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ラブラドライトは昏々と眠り続けていた。トパーズ司祭が手を尽くしても容態はいっこうに変わらない。深い悲しみに沈むアポフィライト邸。その頃、丘の上に住むセレスタインは『夢』を見ていた。それはラブラドライトが見ている『夢』、なぜそれをセレスタインが。 アポフィライトたちを王都へ送り届けたジャスパーたちは、買い物をしようと街中を歩いていた。そのとき偶然ジャスパーが拾った落とし物。それは彼の母の手製にそっくりなお守り人形だった。母は数十年前に亡くなっている。それではこの人形を作ったのはいったい誰? 黄昏の館では、記憶がよみがえったアメトリンが元気さを取り戻していた。冬支度にはりきる彼女を見て、インカローズはなごやかな過去の思い出にひたっていた。館の暗がりのなかで、鏡の君が静かに不気味にほほえんでいることを忘れて。
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Story of Shamrock
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シャムロック42期
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盗賊団から解放されたエリックフラムの無事を友たちは喜びあう。エリックフラムは自ら盗賊たちを追うことを申し出、女王より正式の任命を受けることとなる。コリアンダーでは影追いを調べさせたカサブランカが、盗品を売りさばく“黒市場”の存在をつかんでいた。 一方ユグドラシルでは、試験直前だというのにアルストロメリアの様子がおかしい。彼女の心を揺らしたのはセントラルに住む祖母の訃報。かの地は遠く、葬儀のため帰省すれば追試受験の機会を逃がす。アルストロメリアは、学院に残り試験を受けることを選択する。 沈みこむ才媛をよそに、カルダモンのにらめっこ大会から舞い戻ったチューリップは絶好調。さらに愛する女王陛下に近づかんと試験勉強そっちのけで腕力鍛錬に励む。それを止めたり、予科のいじめを見守ったり、はてまた恋の甘さにのぼせたり、番長ダムセルも大忙し。
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Story of Grail
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グレイル42期
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芸術の都恒例の月イチコンテスト。テーマは11月に誕生日を迎える王妃メルルーサ。母を想うダニオ王子の努力もあり、老若問わずの応募が集まり盛況となった。 優勝の栄誉を勝ち取った作品はタイトル「紫の貴婦人」!てっきり自分のカクテルが優勝したと思ったパライバだったが、それは同じタイトルが冠せられた素晴らしいアメジストのネックレスだった。宵藍亭では残念会が催され、くだまき嘆くパライバを肴に友人たちは優勝作品のみごとさを語り合うのだった。 一方セヴェラムは、雇っても雇ってもメイドが居つかないことに悩んでいた。 3人が相次いで辞め、4人目にやってきたのは、靴屋の隠居イトヨ。これまでのメイド3人をひそかにいびりすみやかに追い出していたピルリーナは、老齢の彼女を心中鼻で笑い、そのうち追い出してやればいいわと様子を見ることにした。 新しく王宮に伺候するようになったカーダミネ侯爵ライラータはさらに謎めいた行動を見せていた。アユをなかば無視、ヤマメだけに近づこうとしたり、ふたたびダニオ王子の部屋に迷い込んだり。彼女の目的はいったいどこにあるのだろうか?
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2006年12月14日(木曜日)
Story of flail
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フレイル41期
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キンケイ西方の荒野に残る亜人の廃墟。 アルバはオノレの過去を知る手がかりを求めてここを訪れた。母の名をイカルに問われ、何も知らぬと絶叫したアルバはそのまま気を失う。吹き荒れる風に呼び覚まされた記憶は瀕死の深手を負った母の姿。涙に濡れめざめたアルバをトビは励ますが… 都に戻った大食い大王イカルは、1歳の祝いを迎える赤子とその母親と知り合った。やんちゃな男児に見えた赤子は実は女児。晴れ着の反物の色選びに心底迷う母心に接し想うところのあったイカルは、みずからの寸法を測り王宮へと使いを走らすのだった。 さて、怪我癒えてギンガ寺院に戻ったノスリとセッカ。ノスリはさっそく全開で修練に戻るが、セッカは心身ともにキレがない。そこへ不審な挙動を見せるチョウゲンボウ大師。セッカがチャタム北壁の奇岩そそりたつ谷で見出したのは、ひとりギンガの鍛錬をする謎の人物。その者の正体やいかに?
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Story of St.Gems
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セイント・ジェムス41期
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なんとしてもラブラドライトを助ける。かたい決意の元、コランダムの改造を受けたジェイドは、黄昏の館への突入を阻止しようとするシーアの兄弟をたちどころに制し、仲間を館の中へと導いた。 うす暗い翳にとざされた館の中で、ジャスパーはインカローズと18年ぶりに再会する。幼なじみとして、かつて妹シトリンの夫だった男に語りかけるジャスパー。しかしインカローズは差し伸べられた旧友の手を拒否する。 トパーズが魔を祓い、一行はラブラドライトを救出することに成功する。しかし、アポフィライトの館に連れ帰られたラブラドライトは、深い眠りから醒めぬままだった。 一方王都では、旧図書館の掃除を突然止められ、フローライトはとまどっていた。施錠されてしまった古い書物が眠るその場所。光が一瞬あたった謎はまた封印されてしまうのだろうか。 そして、王宮では王妃コーラルの気鬱が最高潮に達していた。実姉ローゼライトの前で子供のように駄々をこねる王妃。“特効薬”司祭トパーズの不在に、まわりのものたちは途方にくれるのであった。
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Story of Shamrock
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シャムロック41期
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フェンネルが、エルダーが、そして当然のごとく巻き込まれてテトラが。 ユグドラシルでは「ケ」のつく病が大流行。学院を抜け出した彼らはそれぞれ、貨客船ヒソップ号に託した荷物の行方を追い、森へ向かう。王宮にはエリックフラムの身代金要求の手紙が届き、王配ラナンキュラスが指揮する討伐隊が組織され、協力要請されたオズモンドを同行し、森へ。 その頃、エルダーとテトラは、盗賊の隠れ家を発見。無謀にも隠れ家に飛び込み、盗賊に『従姉のティアラを返せ』と迫るエルダー。結果、ふたりは広大なリンデンの森中を追いかけられるはめとなる。 その危機を救ったのは樹々の間に身をひそめたフェンネルだった。盗賊たちはフェンネルが呼んだ突風に倒され、エリックフラムもそのスキに脱出、オズモンドに無事保護されたのだった。 学院に残る学生たちは謎のはやり病に倒れた学友を心配していたが、森での騒ぎは知らぬまま。予科ではフロックスが再びいじめられ、番長は、プラタナスに弟の力になるよう話をもちかける。しかしさめた答えしか返さぬプラタナスに、番長はいらつきを感じるのであった。
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