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ダイナスティアの住人たちが抱えている真剣な悩みを、聖乙女の皆さまにスッキリ解決いただく楽しい参加企画です!
ここでは『ダイナスティア情報局』で発表された回答をダイジェスト版でご紹介!
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第6回は、芸術の国グレイルにお住まいの宮廷女官アユさまです!アユさまは、宮廷女官というお仕事と同時に、プリステラ姫おかかえの小説家としてのお仕事もあるんですね。
中世の芸術家は『パトロン』と呼ばれる貴族のもとで創作活動にいそしんでいました。
完成した作品は、それぞれの貴族のサロンなどで発表するのが当時の芸術家の仕事で、才能のある芸術家のパトロンとなり、いかに目ききであるかを示すことが貴族の力を示すことでもありました。
アフィオセミオンとアユのパトロンはプリステラ姫、セヴェラムとヤマメのパトロンはメルルーサ王妃です。
芸術を振興しようとしているプリステラ姫に、メルルーサ王妃は対抗意識があるようですね。
さてさて、今回はメルルーサ王妃からの急な挑戦状にお困りのアユさま。どうぞ悩みをお聞かせくださいませ!」
今回のご相談
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アユ様
【徹夜続きのわたくしに眠気覚ましの方法を!】
アユです! いつも仲良しのヤマメとわたくしですが、時々困ったことになるのです。 ヤマメはメルルーサさま付きの侍女。そして、わたくしは、プリステラ姫さま付きの侍女だからでございます。
実は今回、メルルーサさまの急なご提案で、わたくしとヤマメの新作小説を メルルーサさまのサロンでご披露することになってしまいました。 今回のヤマメはずいぶん好調で、もう完成間近みたいなのです。 でも、わたくしは今回調子が悪くてさっぱり……。 サロンに間に合わないと、わたくしのせいでプリステラ姫さまが恥をかいてしまいます。
でも、わたくしも、毎日徹夜つづきで限界……。 どうか、いい『眠気覚まし』の方法をお教えくださいませ。
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★★★ 聖乙女さまたちのご回答 ★★★
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○自らを追い詰めるためにあえて寝る!
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今回のグランプリ!
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■聖乙女 ミンテ ヴィリディスさま
「ごきげんよう、アユさん。いつもお仕事ご苦労様です。徹夜続きだそうですね、お体は大丈夫ですか? 眠気覚ましですか…。とてもポピュラーで既に実行されている気もしないではないのですが、濃い紅茶やコーヒー…もとい、モカモカを飲むと、含まれている成分の働きで目が覚めやすいのですけれどもいかがですか?でもこれってあまり飲みすぎると胃が荒れてしまうんですよね…。
ちょっと賭けに近い方法なのですが、私の故郷のある『漫画家』さん(絵草子の超進化版だと思っていただければわかりやすいと思います)の作品の中の言葉で、このような名言(?)があります。
『あえて 寝る!!』
その作品の主人公もまさにアユさんと同じ状況、しかしあえて寝る事で体力の回復を図り、かつ自分に追い込みをかける事で強制的にスパートをかけるのです。気になって本当に眠れるわけではないかもしれませんが、横になって目を閉じているだけでも大分違います。それに追い詰められた人間の持つ爆発力はバカには出来ません。一気に筆が進む…かも…知れません。
それもちょっと…とお思いかもしれませんので、最後にある意味一番確実な方法を提案しようと思います。
セレベス先生に『最近朝の寝覚めが悪くてお仕事に支障が出るので、目がよく覚めて胃の荒れない薬湯はありませんか?』等と相談するのです。薬湯以外にも胃薬をいただけるかもしれませんし、体力回復の『何か』をしてもらえるかもしれません。(心地よい治療法とは限りませんが…。)
ただ、ひとつだけこの方法には注意する点があります。間違っても『仕事で徹夜続き』などとは言ってはいけません。患者さんの健康を真剣かつ第一に考えるセレベス先生のこと、お説教を食らった後に強制入院&強制治療、なんて事もありえなくは無いような気がするのです…。(セレベス先生のファンの方ごめんなさい)
お役に立ったかどうかは判りませんが、とりあえず思いついた方法を上げてみました。お役に立てれば幸いです」
「燃えよ!宮廷小説」なんちゃって。ズバッと言いきっちゃった潔さに堂々のグランプリ。(ごめ)
セレベス先生なら、いつも無茶する人を相手にしてるので正直に言っても事情をわかってくれそうですよね。ただ、でき上がった後には強制療養?(ユーコ)
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今回のアロマティック賞 ○アロマの香りでリフレッシュ
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■聖乙女 アンジェリカさま
「(真面目に答えちゃっていいですか?) アユさんこんにちは。 お勤めお疲れさまです。 気苦労が多い宮廷での御使いに新しい作品を生み出す事も大変だと思います。 さて、ご相談の眠気覚ましですが、私の方法をお教えしますね。 私の場合は、まず昼寝を15分ほどします。 それから、夜は眠くなりそうになると、アロマのエッセンシャルオイル、ペパーミントなどをティシュに一滴おとします。 香りは蒸発するので、薄れてきたなと思うと何度かします。 あまりたくさんはいけません。 それでも眠気が襲ってきたらそれはもう、体が訴えているので無理はいけません。 寝ちゃいましょう。 その方がかえって頭がすっきりすると思います。 では頑張って素敵な作品仕上げてください」
ご自身のご体験をもとにされたすてきなご指南。とても具体的でタマオも実践してみたくなりました。(タマオ)
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今回のまずは眠りま賞 ○眠って体調を万全に。
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■聖乙女 御影 つばささま
「経験を踏まえたうえでアドバイスを。 不調の上に徹夜続きとなれば筆が進まないのも当然です。まずはゆっくりと、小説のことも忘れて たっぷり眠りましょう。これこそ究極の眠気覚ましです。 少し眠りすぎたとしても、姫さまは大目に見てくださいますよ。なぜなら、日ごろがんばっているあなたを知っていらっしゃるのですから。 リフレッシュして、心身ともに万全な状態であれば必ずいいアイデアが浮かんできます。すると、よい作品を早く書き上げることができるでしょう。 くれぐれも眠いのに無茶して徹夜しないようになさってください。 あ、書き出してとまらないのなら話は別ですよ。その時は気が済むまで書いちゃってくださいね。その時はレモン水を用意しておくことをオススメします。 では、がんばってくださいね」
経験に裏付けれられたお言葉には重みがございます。アイデアが出ないまま寝不足状態というのは辛いもの。まずはどちらかを解決するのがポイントでございますね。(タマオ)
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今回のお告げにすがりま賞 ○イタコ霊のお告げによると・・・
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■聖乙女 エルーニャ ロウさま
「アユ様、ご機嫌よう。貴女のご高名はかねがね伺っております。 どうやら随分とおやつれになって。人気作家というものは因果な商売でいらっしゃいますね。 アユ様のお悩みについてなのですが、私最近イタコ(海産物ではございませんよ?)に凝っておりまして、とある一人の「あまちゅあらいたー」という人に伺いを立ててみたら、いくつか返答が返ってきたのでそちらを紹介しますね。 まず肝心の「眠気覚ましの方法」なのですが、これは『人間、身体に無理をしたらいい作品は書けない』そうです。私もそう思います。思い切って、存分に寝てしまってはいかがでしょうか。 ・・・ふむふむ、いいアイディアも浮かばないのに悠長に寝てなんていられない? そうですね、焦る気持ちは分かります。ですからこれも解決法になりそうなものをいくつか聞いてまいりました。 まず結論から申しますと、好調に筆が進むコツは『休憩と飲み物と音楽』だそうです。順番に詳しくご説明しますね。
1、休憩 これは『集中力が続くのは3時間までが普通、頑張っても6時間くらいまで』とイタコ霊が申しておりました。『煮詰まったら即作業を中断して気分転換する』方が結果的には効率的とのこと。 まぁ無理しないのが一番だとは、私も常々感じています。 2、飲み物(おやつ) 人間単純作業を続けていると、何故か喉が渇くものです。『飲み物を飲むとリラックス出来るし、〈かふぇいん〉入りの飲み物だと眠気も起き難い』らしいです。ちなみにイタコ霊曰くオススメは『オレンジアイスティー』だとか。冷えた紅茶とオレンジジュースを1:1くらいの割合で混ぜるだけの簡単なドリンクみたいです。 3、音楽 これも気分転換の一種だそうです。イタコ霊は『作品のイメージに合わせた音楽を聴いて創作のスイッチを入れる』とかなんとかのたまっておりましたが、自分の調子を調整するのには使える方法かもしれません。
まぁ長くなってしまいましたが、ここで私の提案を一つ。ズバリ、「小説のモデルになっている殿方を交えて姫のお茶会に参加して、眠気覚ましになる飲み物でも飲みながらアフィオセミオン様の演奏を聞く」というのはいかがでしょう?宮廷小説をこよなく愛する姫ですもの、作品のためだと言えばアユ様が侍女であれ協力してくださるはずです。 最後にイタコ霊のアドバイスを一つ。『出来上がった作品は一晩置いて次の日に推敲するべし』とか。何でも、一晩眠った後の方が客観的に作品が読めるそうです。
いろいろ長くなってしまいましたが、所詮はイタコ霊の戯言。気休めにしかならないかもしれませんが、アユ様の作品が立派に仕上がる事をお祈りしております。では、頑張ってくださいね。 ・・・私?私はそのー、愛用していたペンを無くしてしまいまして只今捜索中なのです。お気遣いは無用ですので、どうぞ執筆に専念されてくださいませ。ではご機嫌よう〜。(そそくさと逃げる)」
イタコ霊さま(!)のお告げは、どれも説得力抜群です〜!ユーコもやってみようかな(ユーコ)
眠気覚ましじゃなくても、オレンジアイスティーおいしそう(ごめ)
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聖乙女のみなさまの、ご自身の体験も含めたさまざまなご回答に、アユさまも大変感激されたご様子。さっそく試してみるそうです!また、聖乙女さまの温かい励ましの言葉に、元気百倍★ もしかしたら聖乙女さまからの応援が、何よりの眠気覚ましになったかもしれませんね♪
そのほかにも、すてきな回答をたくさんいただきました。 メルマガのバックナンバーでぜひ続きを読んでくださいね!バックナンバーはこちらから!
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