2005年8月10日(水曜日)
シークレットガーデンスタッフによる、開発現場の熱気が伝わる本音トーク。
第一回はシナリオライターの灰原先生と、営業担当のタマオさんによる対談です。
一体何が飛び出すやら?!
■ 【対談】シナリオライター・ハイバラ × 営業・タマオ |
ハイバラ :まずは自己紹介からいってみましょう! タマオ :シークレットガーデンの突撃営業タマオでーす。 ハイバラ :同じくシナリオライターのハイバラです。 タマオ :今ベータ版の最後の追い込みですねー。おつかれですー。 ハイバラ :お灸しながらがんばっています! タマオさんもですよね! タマオ :そうなんですよー。レーザーとか低周波とか、私たち最近、かなり改造されてる気がします・・・ ハイバラ :アヤしい薬も飲んでるし、あやしいお茶も飲んでるし…(笑)。 健康オタクの年寄りのようですが(笑)、ゲーム開発の現場はあまり健康によろしくないのですじゃー。寒いし寝れないし生活不規則だし電磁波飛びまくってるし。 タマオちゃん、皺が増えたんじゃない!? タマオ :えええええっ!? そういうハイバラさんこそ、白髪が増えましたよ!!!
ハイバラ :ぎゃーっ!!! 言わないでえええええっ! お互いゲームがハケるまでは鏡を見ないことにしよう(汗)。 えーと、さて、今回スタッフ対談トップバッターに抜擢されまして、制作の苦労など語れとの業務命令が出ているのですが……。 タマオ :制作の苦労ですかー。私は営業ですんで、とにかく突撃あるのみですよーーー ハイバラ :私的には苦労のトップは、まあ作業の量が多い(笑)のもありますが、なにより、かなり長いこと、やってることの実情を口外できなかったことかなあ。 タマオ :ああー、そうですねぇー。 私もこの仕事やってることすら、誰にも話せなかったですからねえ。 ハイバラ :ゲームのシナリオを書いている、とすら長らく親にも言えなかったので(笑)、親は「彼氏ができた」と勘違いしていました(号泣)。 秘密結社に入ったようなものでしたよねー。秘密の誓約書に血判も押したし(注:嘘です。ふつーの守秘義務契約書でふつーに署名捺印です(笑))。 タマオ :私は会社勤めしながらお手伝いしてたんですけど、そんな話も会社の人にできませんでしたので、昼は会社、夜はこっちの仕事、という感じで、まさに満身創痍(苦笑 でも、もうその会社もやめてこちらに全力投球です〜!
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ハイバラ :その、満身創痍の私たちを支えてくれたのは、美少年(爆笑)スタッフの入れてくれるプロスペック(笑)の紅茶だったのでした。 ここの事務所は、男が茶を入れますからね。女性スタッフはお姫扱い(笑)。 タマオ :彼はお料理も趣味なんですよね。 ハイバラ :しかも、や○いも好きなんですよね(笑)。 さいきん、テレビの企画でホストさんがよく出てくるけど、うちのADくんたちのほうが美しいですね(←身内の欲目かも(笑))。 タマオ :汚い仕事場も彼らがいるとなごみますよね〜。 ハイバラ :そんな、美少年たち(ぐははははは!!本人たちすまん!)も、イベント設営では大活躍!してくれてありがたいです。 タマオ :徹夜でマップ制作してヘロヘロなところに、営業活動まで手伝わせてしまって、営業担当としては本当に感謝感謝でございますよ〜(涙)。何しろキャンペーン用に人やとう余裕ないんですもん(汗) ハイバラ :頑張れAD兼メシスタント兼キャンペーンボーイ兼職場の花たち!!! ADくんたちの中でも金髪の彼は『3』が好きです。いちばん『萌え〜』なカップリングは某アニメの『5×3』だそうです。『4×3』も好きだそうです。この夏、彼の疲れを癒す『3』の本が、手に入るといいねー。 タマオ :好きなキャラを後に持ってくるなんて、なんて乙女な(爆笑)。 ハイバラ :そうなの。好きなキャラが後ろなの(爆笑)。 タマオ :しかし、少数精鋭といえば聞こえがいいけれど(苦笑)、とにかく何から何まで自分達でやらねばならんので、毎日ドタバタしっぱなしです〜。 ハイバラ :しかたないよ! ボクタチビンボーなんだもん! 大きい会社だったら、もっと人数をかけて、バババババーッと作れたんでしょうけど、お金がないからほんとーに時間がかかりましたよね。開発。 タマオ :私は途中から入りましたけど、それからもう3年経ちましたからね。足掛けどれくらいかかったのかしら ハイバラ :5年かな。 タマオ :うわー。そんなになるんですね。しかし、その頃はインターネットも今ほど普及してないし、さらに女性向けのネットゲームなんて言ったら、なんですかそれは、って感じですねー。 ハイバラ :やーっとここまで来て、「世界初の女性向け通信ゲームに俺は携わってるんだー!!!」と言えるようにはなったけど、まだまだ秘密は多いという(笑)。 タマオ :アイデアがうちのウリですからねぇ(笑)。お金ないからまさにアイデア勝負!(苦笑) ハイバラ :秘密、という点では営業さんには苦労をかけています(汗)。「どんなゲームですか?」「詳しいことは秘密です!」……って、なんじゃそりゃ!? ってかんじですよねえ。 タマオ :しかも当初は、業界の方にさえ「女性向けのオンラインゲームなんて需要あんの?」と逆に質問されたりして(涙)。ちょっと辛かったです……(涙)。 ハイバラ :でも、需要ありますよね。私はやりたかったもん。 タマオ :ええ、私は企画を聞いた瞬間に、これはゼッタイいける!と思いましたよー。 ハイバラ :おおおおおお!力強いお言葉! タマオ :いまは、ちょっぴりいい時代になったと思いますよ(笑)。業界の理解が深まったし。前よりは営業しやすくなりました。 これからもがんばって営業しますよーーー!早く皆さんにお届けしたいですね〜! ハイバラ :ほんとに小さい会社で、だから秘密にしなきゃいけないこともたくさんあったし、イベントには企画室の人間や営業自らメイド服を着て少しでもお客の足を止めようと試みたり(笑)、予算の中でできるだけのことをしてきて、やっとここまで漕ぎつけたか、と思うと、感慨無量ですね。 タマオ :はい。ホントは友人たちに話したくてしょうがなかったんですけどね〜。 タマオ :いや、しかしあのメイド服は正直言ってかなり勇気いりましたやねー(爆笑)。この年になってああいうもの着るとは(あわあわ) ハイバラ :タマオさん……あの格好でネットTVにも出ましたもんね。えらいよ。燃える営業魂だよ。 タマオ :燃えてますよ(めらめら)!!! ハイバラ :うおう!!! 熱いいいい!!! 私たちの中ではダイナスティアはもうすっかり育っていて、はやくみなさんに遊びに来て欲しいよーッ! と暴れています。 いま、まさに陣痛ってかんじで、まだまだ大変なんだけど。 β版、早くお届けできるといいなあ(と夢見るハイバラの目の前に未処理の山があるのだった)。 タマオ :私も、一人でも多くの皆さんに、ダイナスティアのことを知ってもらえるよう、がんばって営業しますー!
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