神童の誉れ高く、14歳にして既に国政に携わる第1王子。多忙な上やや病弱なため、城から出ることはほとんどない。 将来は「姉女王を支える名宰相」と誰もが信じて疑わないが、嫡姫オオジュリンを守る王子の闘いの日々は、もう既に始まっているのである。