ハードボイルド・ドリーム賞
「酒場の夜」/「島に向かう光」/【イラスト】

聖乙女 いずみさま

副賞:
 ブルーダイヤロッド
 STICK12
 (提供:
  タイムウィズハーブスさま)

「う♪ふ♪ふ♪ いずみさまは、あの黒髪の彼がお気にいりなのねー。
 わかる。わかるわー! 乙女心、グラグラよねー!」
「姫、おひとりで、何をほくそ笑んでらっしゃるのですか?」
「あ、ううん、なんでもなーい!
 いずみさまの作品って、はーどぼいるどっぽくてドキドキするわー!
 って思っていたところっ」
「え?はーどぼ?」
「姫は、ゆで卵は硬いのがお好きなの?」
「んもー、ふたりそろってボケてくれても、ツッコミできなーい!」
「だって…、面識のない人物のお話で、どう続けたらいいか
  わからなくて…
 (やっぱりおおっぴらに彼のこと話すの、まずいよね…)」
「姫がわれわれの知らないあぶなっかしいことに
 おみ足をつっこんでいる、 ということは、
 いずみさまの作品を拝見してよくわかりましたけれどね。」
「あ、ルー、怒ってるぅ?」
「姫は冒険を愛する方。
 常より、お停めしても、無駄だとは思ってはおります。 が……」
「冒険、心ふるわす浪漫な響きだなぁ。
 夜風に溶けそうな静かな吐息で、獲物をねらう猫を思わせるよ」
「アフィオセミオンまで!」
 

 

「酒場の夜」「島に向かう光」
「酒場の夜」/「島に向かう光」

◆受賞のおことば◆
 感謝の気持ちでいっぱいです。
 姫たちのコメントに一番ドキッとした言葉は、アフィオセミオンさまの最後のセリフ。
 過去見で拝見したあの言葉を、まさかここで聞けるとは思わなくて、表現できない嬉しさがこみ上げてきます。

 作品につきましては…プリステラ姫の言われるとおり、あの方への『愛』に尽きます。
 一目ぼれから始まって、フレイルとグレイルを勘違いしたまますごした時期もありますが、
  それでも会えた喜びとともに愛は深くなり…
 『多くの乙女さまに彼のよさを広めるためにも』と…いう志のもと、 イラストは、ただかっこよく綺麗にを目指して…
 小説を読んだときのドキドキ感を別の角度(彼の立場)から感じたくてがんばりました。